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ホームステイ先を変えるときは慎重に・・・


ホストファミリーを変えてもらいたいと思っても、その願いが叶えられなかったり、2~3ヶ月待ちやそれ以上保留されることがあります。その辺をよく考えて計画を立てましょう。

 

 

ホームステイ

 

 

ホストファミリー側に問題があり、ホームステイ先をどうしても変えたいときは、ホームステイ・コーディネーターや留学生課などに申し出ます。

 

システムが整っているところでは、専用の申請書類が用意されて、それを提出することになります。

 

学校によっては、ホストファミリーの数が少ないので、学生を別のホストファミリーに移すといった余裕がないことが珍しくありません。

 

そうなるとホームステイ・コーディネーターに、現在のホームステイに留まるように説得されるケースがあります。

 

ホームステイは新入生に優先的に割り当てられることが多く、すでに利用している学生は一旦ホームステイを出てしまうと次の利用が難しくなることもあります。

 

会話力のない時は、ホームステイ先を変えてもらう申し出はすごく難しいことがあります。

 

 

 

私は、ホームステイ・コーディネーターから「ホームステイはどう?」と聞かれても、当初は「No Good」くらいしか言えませんでした(-_-;) 

 

本当はたくさん問題があって言いたいのだけど、細かいことが多く、当時、状況を一つ一つ説明する英語力はなかったのです。

 

説明をしようとしても、語彙が足りず、大きな出来事でも些細なことにしか扱ってもらえませんでした。

 

会話力が少し増し、思い切って話をした頃には状況が悪くなりすぎて、そのホストファミリーとは喧嘩別れのようになってしまったことがありました。

 

 

 

問題が大きくなるとストレスも大きくなりますので、早めに行動して欲しいと思います。

 

もし、自分の言っていることが英語で十分に伝えられないときは、手紙をじっくり時間をかけて書くことも可能です。

 

他の留学生や担任の先生などに相談して、協力してもらうことも考えてみてください。

 

 

 

ホストファミリー側に問題があっても、それを余り強調しすぎると逆効果になってしまうケースがありますので注意してください。

 

愚痴や苦情ばかりになってしまって「ホストファミリーが全面的に悪い」というような一方的なクレームは、摩擦が大きくなってさらに問題を大きくしてしまうことがあります。

 

悪口ばかり言うと、ホームステイ・コーディネーターは、現状確認のため、ホストファミリーと連絡を取ると思います。

 

ホストファミリー側としては、文句を言った学生の意見に反論するでしょう。

 

意思の疎通が十分にできないことから、学生側の誤解と判断されてしまうこともあります(文化や習慣の違いで、単なる誤解であるケースもゼロではありません)。

 

 

 

ホストファミリー側で不手際があったと認めたとしても、「これからはそのような問題は起きないので心配しないで欲しい」と勝手に話が丸く収まってしまうことがあります。

 

ホームステイ・コーディネーターにしても自画自賛で、「私が解決してあげたから、もう大丈夫よ」なんて言われても、学生からしてみると状況は更にこじれて、「全然解決になってね~よ!」ということになります。

 

表向きはボランティアっぽいですが、ホームステイをビジネスとして行っている家庭では、大事な収入源を失うわけにはいきません。

 

ホームステイで3人学生を預かっていて、料金が一人800ドル/月だとすると合計で2400ドル/月の収入です。

 

1ドル100円換算で24万円です。地域によっては学生一人当たり1000ドル/月以上の収入になるところもあり、そう簡単に手放せない収入源でしょう。

 

カレッジが運営するホームステイ団体などから除名されて、今後、学生を紹介してもらえないのでは死活問題なのでその辺はかなり必死です。

 

 

 

営業目的でやっているホストファミリーは特に、言葉だけが達者で行動は伴わないものだと感じます。

 

ホームステイの苦情をあげたものの、結局はホームステイを変えてもらえないとなると、その家庭での生活は気まずくなります。

 

他のホームステイには移れないし、今いるホームステイでは白い目で見られるのでは、落ち着いて留学ができないでしょう。

 

学生とホストファミリーのどちらを信じるかというのは、ホームステイコーディネーターに任せられることが多く、英語が十分に話せない留学生の意見よりも、地元ホームステイ先の意見が優先されてしまうことが珍しくありません。

 

ホームステイコーディネーターが日本人の場合は安心できると思ってしまいますが、現地の人と言い合える語学力が無い人であったり、気の弱い人であれば、ホストファミリーの強い態度などに押し切られてしまうことがあります。

 

こうなると、ホストファミリーを変えて欲しいと言った学生の要求は退けられる可能性が高いです。

 

 

 

新しく受け入れる家庭でも、前のホームステイでトラブルがあった学生というのは敬遠してしまうものです。

 

喧嘩別れするようになってしまうと次のホームステイ先がなかなか決まらない事態になることも否めません。

 

正直者が損をするシステムでは納得いかないこともありますが、あえて言えば、新しいホームステイ先に移ってから前のホームステイの苦情を言うくらいが安全かもしれません。

 

 

 

私がホームステイした3番目の家庭では、前のホームステイで起こった理不尽な扱いや事件を親身になって聞いてくれました。

 

そのホストファミリーがホームステイコーディネーターに話をしてくれたり、ホストファミリーで集まる定期ミーティングなどで留学生とホストファミリーの問題等を活発に発言してくれました。

 

その後、私が以前滞在した対応の悪いホストファミリーは、除名されたのか、自ら退いたのか分かりませんが、ホームステイのリストから外れていました。

 

 

 

状況が悪くても頑張ってしまう留学生がいるのですが、自分自身の体調を崩してしまうような緊急を要する場合は、学校に頼らず、直ちに引越す事をお勧めします。

 

友人宅に泊めて貰ったりするなど周りに助けを求めることも必要かもしれません。その上で、新にホームステイを選ぶのか、学生寮やアパートへ引っ越すのか検討してください。

 

こういった事態を見越して、留学する前であれば、ホームステイ以外の宿泊施設が整っているか確認してください。

 

地方都市ではアパートが少なかったり、小さいカレッジでは学生寮が無いケースがあります。そうなるとホームステイが主要の宿泊先になり、他の選択肢がほとんど無いケースがあります。

 

それでは万が一のときに逃げ場がありません。最悪、学校を変えるのか、帰国するといった事態になるかもしれません。

 

ホームステイから避難する事態も考慮して、学生寮や学生用のアパートなど滞在先オプションが十分に揃っている語学学校やカレッジなどを選ぶことが大事になってくると思います。