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アメリカの飲酒・薬物運転


飲酒運転と薬物運転は、とても厳しい罰則がありますので、アメリカやカナダで運転する際には十分承知しておいてください。

 

 

ハイウェイ・パトロール

Photo by Steven Straiton

 

 

日本でも、酒や薬物などの影響で交通事故を起こした場合の罰則が厳しくなってきましたので認識はあると思います。

 

しかし、北米に行くと何百キロも続くハイウェイがいくつもあって、日本の道路ほど混雑していないことから気の緩みが生じてしまうことがあります。

 

 

 

2010年、アメリカ・ユタ州で日本人のバスドライバー(学生アルバイト)が居眠り運転で事故を起こし3人の日本人観光客が亡くなるという事故がありました(参照:ソルト・レイク・トリビューン)。

 

この日本人運転手からは、血液検査で薬物(マリファナ)が検出されました。この事故によって、最高15年の懲役に処される可能性があります。

 

3人も亡くなり11人が怪我をしていることから、それに対する賠償も重くのしかかることになるかもしれません。

 

 

 

アメリカやカナダの飲酒・薬物運転では、減点や免停、そして、小額の罰金で済むと思っていると大間違いです。

 

警察の対応は交通違反ではなく、犯罪として扱われると考えておいた方が良いと思います。州によって、日本の罰金とは比べ物にならないほど高額になることがあります。

 

運転手が運転できるかできないかに限らず、飲酒の有無は科学的に測定され、それに応じて処罰されます。

 

警察に質問された場合、飲酒の告知は正直に行い、飲酒検知は素直に受けた方がよいです。

 

 

余り良い例ではありませんが、地方では多少の飲酒が大目に見られ、少量であれば正直に飲んでいるというと放免してくれることがあります。

 

その逆で、飲んでいても飲んでいないと嘘をつくと厳しい対応をされます。

 

スピード違反やシートベルト未着でも、同じようなことがあります。

 

 

 

私はシートベルト違反で警察に止められたことがあります。

 

助手席の友人がシートベルトをするのを忘れていて、走行中にすれ違った警察に見つかってしまいました。Uターンして戻ってきた警察車両に止められて、事情を聞かれました。

 

「さっきすれ違ったときにはシートベルトしていなかったね?」と聞かれ、「何のことですか?」とぼける誘惑に負けそうになりましたが、「はい、ポリスカーを見て気がついてシートベルトしました」と正直に話しました。

 

警察の人は、「まあ、正直に言ったので、今日は警告だけにしておきましょう。嘘をついていたらチケットを切っていましたよ。」と言われました。

 

 

 

もちろん限度があって、制限速度を大幅にオーバーしていたり、違反の程度が大きければ警察の追及は容赦ありません。

 

警察に捕まっているのに、「わからない」ととぼけたり、「そんなことはない!」と逆切れしたり、「急いでいて・・・」など言い訳を並べると容赦なく違反切符を切られます。

 

スピード違反の違反切符を破り捨てて、そのまま警察署へ連行された人もいましたから、逆ギレは厳禁です。不満があるときは、後日、警察または裁判所に申告することができる制度がありますのでそれを利用しましょう。

 

 

 

事故や検問以外で捕まる時には、飲み屋やレストランから後をつけられていたり、蛇行運転など怪しい点があって停車させられることが多いようです。

 

こういったケースでは、既に飲んでいることはバレていると思った方がよいです。

 

あくまでも警察官の裁量によるものですが、アメリカやカナダにいて思うことは、「うそ」をとっても嫌うことです。

 

日本人は初めは嘘をついて、後で色々言い訳をしたり、最後は土下座や涙を流して取り繕えばなんとかなるという習慣が少なからずあります。それは通用しないと思った方がいいでしょう。

 

「捕まったらどうするか?」みたいな話が多くなってしまいましたが、アルコール類を飲んだら車を運転しない、そして、薬物には手を出さないようにしてください。薬物に関しては強制送還のリスクもありますので、興味本位で手を出さないことです。