海外で使えるキャッシュカード

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海外で日本のキャッシュカードを使う

日本の銀行キャッシュカードが海外でそのまま使えたら便利だと思いませんか?

 

大手銀行では海外対応のキャッシュカード発行を止めてしまったようなので選択肢は余りないですが、代わりにデビッドカードが普及しています。

 

楽天銀行 ジャパンネット銀行といったネット銀行では、VISAデビット機能付カードを早くから発行しています。キャッシュカード一体型なので、1枚のカードで国内と海外で使うことができます。

 

VISAデビット機能付キャッシュカードは、正確にはキャッシュカードが海外で使えるわけではなく、付帯のVISAデビット機能(クレジットカードのように使える)で海外のATMから現金が引き出せたり、ショッピングの支払いに使うことができます。

 

VISAデビットカードで現金を引き出す際には、銀行口座から即時に引き落とされるので、キャッシュカードを使ったときと同じようになります。VISAだけではなく、JCBデビッドカードもあります。

 

一般の銀行でもデビットカードを発行しています。三菱UFJ銀行の三菱UFJデビット(Visa/JCB)、三井住友銀行のSMBC Visaデビットイオン銀行のイオンデビットカードなどがあります。※キャッシュカード一体型ではないものが多いようです。

 

銀行系のデビットカードは、すでにその銀行に口座があれば申込みが簡単です。口座がないときは、まずは銀行口座開設が必要です(口座開設と同時に申込み可能な銀行もあります)。

 

新たに銀行口座を開くのが面倒なときは、海外用のプリペイドカードという選択もあります。

 

海外対応の銀行キャッシュカードといえば、 新生銀行の国際キャッシュカードがよく知られていたと思います。残念ながら、2018年12月8日にて海外ATM引き出しサービスが終了しました。しかし、新生銀行グループのアプラスからMoneyT Globalという便利な海外専用プリペイドカードが提供されています。

 

 

VISAデビット機能付キャッシュカードの便利なところ

 

VISAデビット機能付キャッシュカードの利点は、国内ではキャッシュカードとして、そして、海外ではVISAデビットカードとして、ATMから現金を引き出すことができることです。もちろん、国内外でVISAカード(クレジットカード機能)としても利用できます。

 

旅行だからといって、大金を持ち歩く必要が無く、必要なときに現金をおろせるので盗難の心配が減ります。

 

海外に銀行口座を開く必要が無く、ATMで引き出した現地通貨は換算されて日本の銀行口座から引き落とされます。

 

日本の口座にお金を預けておけば、海外で自由に引き出すことができます。

 

キャッシュカードとデビットカードがセットになっていれば、カードが1枚で済むので、複数のカードを持ち歩かなくてよいところは便利です。しかし、それを紛失してしまったり盗難にあってしまったときは、ダブルのショックになりますので、十分な注意が必要です。

 

 

 

CirrusやPLUSのマークが付いている?

 

銀行のキャッシュカードやデビットカードの裏面に、CirrusやPLUSのマークが付いている場合は、海外の提携ATMが利用できます。

 

海外のATMを使う際には、CirrusやPLUSのマークが提示してあるか確認してください。

 

こんな感じで使えるカードのブランドなどが提示されています↓

 

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拡大すると「Cirrus」や「PLUS」が提示されているのが分かります。

国際カード対応

 

 

Cirrus (シーラス)マスターカードが中心となって運営する銀行のオンラインシステムなので、マスターカードのホームページでATMの設置場所を検索できます。

 

PLUS(プラス)はVISA PLUSとしても知られるように、VISAのホームページからATMの設置箇所が検索できます。

 

こういった国際ブランドに対応していないATMもありますので、その際には別のATMを探してください。

 

日本ではセブンイレブンや郵便局のATMが、海外対応キャッシュカードが使えるシステムになっています。海外から日本に旅行等で来る方は、これらのATMを使って現金を引き出すことができます。

 

 

▶▶海外のATM活用ガイド:海外ATMの利用方法の説明。VISA系の海外ATMがどこにあるか検索できます。

 

 

 

海外ATMの利用には限度額を設定する

 

通常、、デビット機能付きキャッシュカードやデビットカードでは、一日に引き出せる限度金額をネットバンキングで簡単に設定することができます。

 

盗難やATMで強盗に脅されて現金を引き出すような事態を考えて、日々必要な限度額を設定しておくことをおすすめします。

 

アメリカなど海外のATMでは、それぞれのATM端末から1回に300ドル以上は引き出せないといった設定になっていることがあります(金額は海外ATMの設定による)。

 

こういったATMの限度額は、1回毎の利用ごとの限度額となっており、2回3回と分けて引き出したり、別の金融機関のATMであればさらに引き出せてしまうことがあります。

 

自分のデビットカードの限度額を設定しておくことで、盗難等で多額の現金が引き出されてしまうようなことを避けられる可能性が高まります。

 

海外では多額の現金を持ち歩くことは非常に危険なので、必要な分だけ引き出すことをおすすめしたいです。アメリカやカナダで銀行口座を開設したのであれば、営業時間内に銀行に行って、ATMで現金をおろしたら、すぐに自分の口座に入金するくらい慎重である方がよいと思います。

 

海外では、多額の現金を持ち歩くことは非常に危険なので、少し高額な買い物をしたいときには、現金ではなくクレジットカードなど別の支払い方法で対応した方が安心です。

 

 

 

海外ATM利用には手数料がかかります

 

海外のATMで、デビット機能付きキャッシュカードやデビットカードを使うと、1回200円ほどの手数料がかかります。

 

ATM使用手数料とは別に、日本円から海外の貨幣に替えるため、3%前後が手数料として加算されるシステムになっています。

 

為替手数料が加算されるのは、海外送金やクレジットカードを使ってもありますので、キャッシュカードやデビッドカードに限ったものではありません。会社によっては、手数料は明記せず、為替レートに手数料分を上乗せしていることがあります。

 

 

 

海外では1枚のカードだけに頼るのは心配

 

海外のATMに関しては、必ず使えると過信するのは禁物で、営業時間外・停電・故障等で使えないことがあります。

 

現地の空港でATMを利用しようと計画していたものの、旅行シーズンは混雑することがあり、乗換えで時間がない場合は注意が必要です。

 

現地に着いてからデビッドカードで現金を引き出す方法だけに頼るのは心配ですので、クレジットカードプリペイドカードを用意したり、事前に現地通貨を少し用意しておくことをおすすめします。

 

現地に着いて、食事を取りたい、飲み物を買いたいといったときに現地のお金がないと不便ですので、ちょっとした買い物ができるくらいの金額は用意しておいた方が安心です。

 

 

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海外ATM利用での防犯上の注意

 

アメリカやカナダでは、色々なところにATMがあって非常に便利です。しかし、便利なゆえに犯罪に遭いやすい実態もありますので、現金を引き出す際には十分注意してください。

 

たとえば、ビルの壁に埋め込まれたようなATMが歩道沿いにありますが、施設内にあるATMと違って通行人のふりをしてどこからでも攻撃されてしまう状態なので被害に遭いやすいです。

 

日本人は早く次の人にATMの順番を譲ろうとして、お金を財布に入れないでATMから離れる人がいます。そして、歩きながらお金を財布に入れようとした瞬間に、横から手が出てきて現金を盗み取られることがあります。

 

現金をおろしたらすぐに財布やバックに入れましょう。紙幣を揃えて綺麗に財布に入れるとか気にしている場合ではなく、とりあえず一旦バックなどに入れて、安全なところで好きなように詰め直した方がよろしいと思います。

 

人通りの少ないところや小さいお店に設置してあるATMでは強盗に襲われやすいです。また、夜間のATM利用は、コンビニ内も含めて危険ですので、できる限り避けた方がよいでしょう。

 

カード情報を盗み取る細工のされたATMや故障しがちなATM(カードがATMから出てこない等)もあります。現地の人が素通りしていくATMをはじめ、余り使われていないようなATMは避けた方が無難です。

 

安全を第一に考えて、また、操作ミスや故障なども考慮して、営業時間に銀行内にあるATMを利用するのがおすすめです。何かあったときには銀行のスタッフに手助けをしてもらえます。

 

アメリカやカナダでは、ショッピングモールなど人が集まる施設内にも銀行が結構ありますので、そういったところにあるATMを利用されてもいいでしょう。 

 

誰も使っていないATMは警戒しましょう。地元の人が使わないのにはそれなりの理由があります。ATMがあったからといって飛びつかないで、誰か使わないか少し様子を見てください。

 

多少待ち時間があっても、人が並んでいて混雑しているくらいのATMの方が安心です。

 

 

 

暗証番号は簡単に推測できない番号にしましょう

 

銀行のキャッシュカード、プリペイドカードクレジットカードなどATMからお金が引き出せるカードには、パスワードを設定します。

 

一般には4桁の数字になるため、忘れないように誕生日といったような番号を選びたくなるかもしれません。12月24日生まれなら、1224が暗証番号で覚えやすくていい・・・なんてことになります。

 

自分の誕生日ではなく、友達やボーイフレンドなどの誕生日や電話番号の下4桁などを選んでも、手帳やスマホなどから調べれば出てくるような番号は簡単に見つかってしまう可能性があります。

 

こういった身の回りから割り出せる暗証番号は、バッグや財布ごとカードが盗難されたときに、お金を引き出されてしまう原因の一つになっています。

 

カードが盗難されてお金が引き出されるということは、厳重に管理されるべき暗証番号も割り出されていることから、カード持ち主の落ち度が大きいとして、その損失を補償してもらえないと思っていた方がいいです。

 

暗証番号は安易に選ばないで、想像されにくいランダムな番号を慎重に選んでください。また、手帳等に暗証番号を控えておくことは避けた方がよいですし、どうしても忘れてしまいそうなら、簡単に読み取られない方法で暗号化するなどして記す必要があるでしょう。

 

万が一、紛失や盗難があったときには、すぐに銀行やカード会社に連絡して、カードの使用停止を依頼してください。

 

他の犯罪等が絡んでいるときには、警察にまず行くというのは間違った選択ではありませんが、警察とのやり取りで時間を取られているうちにお金が引き出されてしまうと手遅れになる可能性があります。

 

 

VISA/JCBデビット機能付カードの代表的なメリット:

・海外のATMで現金が引き出せる

・両替所や銀行窓口に並ばなくてもよい

・大金を持ち歩かなくてもよい

・海外の銀行口座を開かなくてもよい(短期滞在の場合)

・日本の口座に預けるだけでよい(海外送金の必要が無い)

・クレジットカードとして利用可能(一部店舗除く)

 

 

VISA/JCBデビット機能付カードの注意点:

・銀行口座に直結しているカードなので(銀行にある残高が利用可能額になる)、盗難に遭った際に被害額が大きくなる可能性がある。1日の利用限度額などを設定を厳密にすることで被害を抑えることは可能。クレジットカードの悪用に際しては、補償適用されるカードがある。

・盗難でATMから現金が引き出されてしまった際は、原則、補償はない(暗証番号が盗まれることは自己責任のため)。引き出し限度額を設定することで被害を抑えることは可能。

・国内銀行としては、海外利用はオプションサービスの意味合いが強く、クレジットカードや海外専用プリペイドカードと比べて、海外のサポートが余り充実していないことがある。

 

 

 

おすすめのデビット機能付キャッシュカード

 

楽天銀行のデビッドカードは、16歳以上なら誰でも持てるカードです。VISAとJCBの二種類から選べます。国内&海外で利用できます。

 

楽天銀行で口座開設がまず必要ですが、口座開設と同時にデビットカードの申込ができます。楽天銀行のキャッシュカードとしても利用できます。

 

VISAデビッドカードは、VISA加盟店でのショッピングをはじめ、世界各地にあるVISAやPLUSマークの付いた海外ATMから現地通貨の引き出しができます。

 

JCBデビットカードは、JCB加盟店でのショッピング、そして、JCBやCirrusマークの付いたATMから現地通貨の引落としが可能です。

 

カードの種類と年会費ですが、VISA-ベーシックデビットカード(無料)、VISA-シルバーデビットカード(2000円)、VISA-ゴールドデビットカード(5000円)、JCBデビッドカード(無料)の4種類があります。※金額は税別。

 

ゴールドデビットカード(Visa)については、世界中のどこからでも日本語オペレーターが受付けるVisaグローバル・カスタマー・アシスタンスが利用できます。また、クレジットカードでは一般的ですが、デビッドカードでは珍しい、国内旅行/海外旅行傷害保険が付いています。

 

紛失・盗難については、24時間・年中無休で受付、または、ネットから自分の口座にログインしても手続きが可能です。VISA/JCB認証サービス、1日の利用限度額設定、取引通知メールなどのセキュリティーも豊富です。ネットショッピングではおなじみ、楽天スーパーポイントも貯まります。

 

※20歳未満の方が楽天銀行の口座を開設するには保護者の承認が必要となります。

 

 

 

海外でのサポートが充実しているか確認する

 

近年、様々なデビットカードが登場していますが、留学や海外旅行で使うのであれば、各社の海外でのサポート体制を確認してください。

 

VISAやMasterCardなど国際ブランドと提携があれば、国内でも海外でも使えます。しかし、サポートについては、国内利用者向けが主になっている会社もあります。

 

一つの目安として、海外でカードを紛失した/盗難にあった、または、ATMからカードが出てこなくなったという状況で、どうすればいいのか?という事を考えて、各社のサポート体制や電話連絡先を調べた上で、申込されることをおすすめします。海外サポートが充実していないデビットカードでは、海外での利用情報が余り出ていないことがあります。

 

デビットカードは、クレジットカードが持てない未成年者をターゲットにしたキャンペーンなどを行っていることがあります。企業の名前や流行りなどに惑わされないで、海外で利用することを前提に検討してください。

 

どんなサポートがあったらいいのかという一例ですが、海外専用プリペイドカードのMoneyT Globalでは、海外の固定電話から通話料無料でかけられるワールドフリーフォンをはじめ、JTB海外トラベルデスクでもサポートが受けられます。

 

 

 

海外で使うなら、国内のメインバンクとは切り分けて管理する

 

短期で海外旅行で行くのであれば、日本と海外で使える銀行系デビットカードは便利です。しかし、留学など中長期で海外で行くのであれば、より安全に配慮した方がよいかもしれません。

 

カードを紛失したり盗難にあった際に、銀行系デビットカードは銀行口座に直結しているので、お金がどんどん引き出されてしまったり、クレジットカードとして使われて銀行残高が減ってしまう可能性もあります。

 

留学先の学生の集まりや学生寮などで、カード情報だけを盗まれてしまうようなケースでは、カード本体が手元にあって気がつくのが遅れている内に、被害が大きくなってしまうことがあります。

 

リスクのある海外で使うのであれば、自分のメインバンクとは切り離して、デビットカードやプリペイドカードを別途用意した方が安心度が高いと思います。

 

 

 

留学や海外旅行の資金管理も大切なこと

 

すべての卵は一つのカゴに入れてはいけない」とよく言われます。

 

たくさん卵を入れたカゴを持って歩いていたときに転んでしまったら、全部の卵が割れてしまう可能性があります。

 

デビットカードを使うのであれば、一つの銀行口座に全財産を預けてしまうようなリスクは避けて、複数の口座を使い分けるようにしてください。

 

たとえば、国内に2つ銀行口座を用意して、ひとつはデビットカード機能付きキャッシュカードで使う口座として、もう一つの口座はデビットカードには紐付けないで国内で安全にお金を管理するようにします。

 

ネットバンキングで一つの口座から別の口座にお金を移動するというのは難しいことではなく、海外にいても行うことができます。

 

2つ銀行口座を解説するのが面倒であれば、海外用プリペイドカードを用意する方法もあります。

 

親御さんが留学資金を出してくれるケースでは、自分の銀行口座は海外の留学資金用として、学期ごとや毎月の仕送りなどとして利用して、必要に応じて親の口座から自分の口座にお金を入金してもらう方法もあります。

 

親子で同じ銀行の口座を持てば、振込手数料の負担も少ないです。前出の楽天銀行では、楽天銀行口座宛では振込手数料無料です。また、毎月おまかせ振込予約という、無料で使える自動振込があります。こちらは、仕送りに便利な機能です。

 

いずれのケースでも、一つの銀行口座ですべてお金を預けるのではなく、リスク管理で分散して留学資金や旅費を管理するようにしてください。

 

 

国内外で使えるプリペイドカード

海外専用のプリペイドカードは、海外でしかATMが使えない(お金がおろせない)ので不便と思えるケースがありますが、NEOMONEYのように国内と海外両方で使えるプリペイドカードもあります。国内での移動も含めて、海外の旅費や留学資金をこういったカードに移しておいて利用するというのも、海外でのトラブルに備える対策になると思います。