欲張らないアメリカ留学
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いつまでもアメリカ留学できない!その理由と対策

アメリカ留学したいけど、いつまで経っても留学できない!という方は多いのではないでしょうか。

 

2020~2021年はコロナウイルスの影響で留学が難しくなりました。これは不可抗力で仕方ない状況だったと思います。

 

しかし、コロナ禍を除いて「留学できない理由」の中には、理想を追いすぎて、いつまで経っても留学できないケースがあります。

 

有名大学に入るためにもっと英語力アップをしたい、または、余裕のある留学生活を送りたいからもっと日本でお金を貯めたい、家族に賛同してもらって留学したい・・・など色々な希望や障害があって留学が遅れていることはありませんか。

 

冷静に自分の能力や現実を分析できないまま高い目標を持ってしまうと、いつまで経ってもアメリカに行けないかもしれません。

 

夢は大きく持った方がいいとは言われます。ただ、その夢を実現するために、長い時間を要してしまっては、いつまで経っても夢のままになってしまいます。

 

こちらのページでは、アメリカ留学したいという意志があるのに、なかなかアメリカにたどり着けないケースについてお話したいと思います。

 

 

 

留学資金を貯めているけど、目標金額に到達できない

 

留学できない一番の理由に、経済的な問題があります。

 

親や親族が留学費用を出してくれたり、財団から奨学金がもらえたり、勤め先が資金的に留学を支援してくれるという恵まれた環境の人ばかりではありません。

 

留学をするためのお金がなかなか貯まらないというのは、多くの学生や社会人の方が抱える問題です。

 

アメリカの4年制大学を卒業するための費用を貯めようと思って、1年間で400万円くらい必要と仮定すると、卒業までに4年とすれば1600万円くらいが必要になってきます。

 

(※アメリカでは州立または私立、優秀さや知名度、都市または地方などによって費用が大きく異なりますので金額は一例です。)

 

語学コースや大学入学準備コースに通う期間も入れれば、2000万円くらい必要になるなるケースもあります。

 

地方の大学であれば比較的安くすむこともありますが、都心部の有名大学ではとても高額になることがあります。

 

それだけ高額になる大学留学の費用を、20歳前後の学生が簡単に用意できるものではありません。

 

お金を借りるという方法もあります。学生であれば現実的には親が借りるということになるでしょうが、これだけの金額を借りるのも大変ですし、返済するのも容易ではありません。

 

20代の社会人の方が、アメリカの大学に通う4年間の学費を貯めるとしたら、何年かかるでしょうか。

 

30代から資金を貯め始める場合、留学資金が貯まる頃には年齢的に今さら留学?という思いになるかもしれません。

 

 

 

年月の経過と生活環境の変化

 

留学計画を立てて5年も経てば、自分の生活環境も変わってくるはずです。

 

上の欄で、留学にはとてもお金がかかることを取り上げましたが、留学で大金を使うより、家を買うとか将来のために貯蓄しようとか、現実的なことに目が向き始める年齢になる方もいると思います。

 

仕事が充実してきて生活が安定してくればそれを手放すのが怖くなったり、会社で責任のある部署を任されたりすれば簡単にやめることは難しくなります。また、結婚をすればパートナーや家族の生活が優先され、自分一人の希望だけでは将来は決められなくなるでしょう。

 

5~10年かかってしまうと、留学に夢を持ち続けることは難しくなってくると思います。

 

夢は持ち続けたとしても、月日が経つ中でモチベーションの起伏が激しく、結局は留学を諦めることになるかもしれません。

 

 

 

アメリカの物価上昇についていけない

 

アメリカでは留学生の増加や物価の上昇などによって、10~20年前に比べると学費が2倍以上に跳ね上がってきています。

 

ちなみにアメリカでは物価上昇がある一方で、給料もどんどん上昇しています。しかし、日本の給料は20年くらい前から全然変わっていないと言われています。これではアメリカの物価上昇についていけません。

 

ビックマック指数は、マクドナルドのビックマックが各国でいくらで売られているかで物価や通貨などを比較するものですが、2021年時点でアメリカでは5.65ドル(1ドル110円として約621円)、そして日本は390円でした。

 

為替レートや消費税なども関わってきますので一概に言えませんが、ビックマックだけでいえばアメリカの値段は日本の1.6倍くらいです。

 

ビックマックは一例でしかありませんが、こういった物価高の傾向はアメリカでは顕著で、日本から留学する学生にとっては、生活するだけでも厳しいかもしれません。

 

頑張ってお金を貯めようとしても、年々、アメリカ留学する費用が上がっているので、いつまで経っても必要な資金が貯まらないことがあります。

 

 

 

All or Nothingではなく、現実を見据えた妥協プランも必要

 

留学資金がなかなか貯まらないのであれば、解決方法の一つは、留学する期間を短くすることです。

 

自分はこの大学に行くことしか考えられない、それ以外の道はないというように考えてしまうと前に進めなくなってしまうことがあります。

 

ゼロか100で考えるのではなく、その中間、たとえば4年制大学を目指しているけど資金が貯まるまでに年数がかかりすぎるのであれば、まずは2年制のコミュニティーカレッジを目標にしてみるのも一つの選択肢です。

 

コミュニティーカレッジに行く学費であれば、大学に行くことに比べてもっと短い期間でお金を貯めてアメリカに行くことができるはずです。

 

2年制のコミュニティーカレッジを目指しているけど、なかなかお金が貯まらないというのであれば、1年間の留学として語学コースや1年で取れる資格コースへ留学するという方法もあります。

 

1年間留学する費用が貯まらないというのであれば、夏休みだけのサマーコースに参加してみるというのもありでしょう。

 

日本でお金を貯めることだけに黙々と日々を過ごしてしまうより、アメリカに行けば何かが変わる!と信じて、早くアメリカに行くことを優先すれば、こういった選択肢もありではないかと思います。

 

All or Nothingと英語で言うことがありますが、0か10かどちらかしかないというような考えで自分を追い込みすぎると、うまくいけばすべての夢を叶えることができますが、失敗すれば何も得られない(アメリカに行くことすらできない)ことになるかもしれません。

 

理想のアメリカ留学をしたい!という強い意志を否定するつもりはありません。ただ、無理な賭けをするのではなく、半年や1年毎に軌道修正しながら、小さなステップを刻んでいく回り道も検討してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

有名大学に入りたい!でも、実現するのに数年かかる?

 

日本の大学進学では、二浪三浪してでも有名大学に入りたいという人がいるのと同様に、アメリカ留学でも何とかして有名大学に入りたいという思う人たちがいます。

 

資金的に余裕があれば、何年かけてでも希望大学に行くというのは個人の自由です。

 

しかし、限られた資金と時間の中でアメリカ留学をしたいのであれば、欲張って有名大学を目指すのではなく、レベルを落とすといった妥協が必要なこともあると思います。

 

お金を貯めることに関しては前出でもお話しましたが、アメリカの有名大学に行くには、普通の大学へ行くよりさらに高額な学費が必要です。その資金を貯めるのに何年かかるでしょうか。

 

また、有名大学に入れるだけの学力や成績を上げるというのは、また別問題として留学を先延ばししてしまう可能性があります。

 

アメリカの大学入学には、TOEFLやIELTSといった英語テストで大学の求めるスコアを提出しなければなりません。

 

英語が得意であれば、すぐにその基準に達することができるかもしれませんが、英語が苦手というケースではそのスコアを出すのに何年も要してしまうことがあります。

 

特に働きながら英語の勉強するのであれば、学習時間を取ることだけでも難しく、スコアアップするのは簡単ではありません。

 

英語力アップのために、高額な英語教材を購入したり、英会話学校に通ったりして留学資金をすり減らしていく人もいます。

 

お金を貯めることと、英語力をアップすることに時間を要してしまって、アメリカに行けない!ということであれば、レベルを落として大学選びをすることも考えてみる必要があるでしょう。

 

高望みをして希望の大学に行けない状態で月日が経ってしまうより、少し柔軟に考えて地方の大学に行くことにしてみたら、アメリカですごく楽しい経験ができるかもしれませんし、新しい発見もきっとあるでしょう。

 

希望しない大学に無理して行きたくないというのであれば仕方ないですが、アメリカの有名大学以外でも大学で学んだ経験と大卒という学歴を持つことで、将来、開かれる道は多々あると思います。

 

 

 

貧乏学生になりたくない社会人

 

一度、社会人になると学生に戻りたくない人がいると思います。お給料で安定した社会人生活を捨てて、経済的に厳しい学生に戻るのは大変です。

 

日本で普通に働いていれば、自分で使えるお金がそれなりにあって、日常生活で欲しいものは買うことができて、好きなところに旅行に行けたり、ローンを組んで車やマンションを買うこともできるし、働いていれば生活を豊かにする色々なものが購入できるでしょう。

 

ところが、アメリカ留学するとなれば、準備段階からすごく節約をしてお金を貯めなければならないでしょう。また、お金を貯めてアメリカに行っても、これまた節約生活を送らなければならないかもしれません。

 

社会人になってある程度の贅沢を味わってしまった後では、それを捨てて留学するには勇気がいると思います。

 

一例として、アメリカの大学院を目指して1000万円を貯めたとします。

 

1000万円を貯めるのは大変で年数もかかると思いますが、アメリカでは2年ほどの学費や生活費で消えてしまいます。

 

それだけの貯金があって日本で仕事をしながら普通に暮らしていれば、無理な賭けはしたくないと思っても当然です。

 

留学して学べるという喜びの一方、日常生活は金銭的に苦しくなることがあります。準備段階から留学を終えるまで、経済的に何年も厳しい生活を耐えないといけないと思ったら、留学を躊躇してしまうことがあると思います。

 

留学しても日本と同じような水準の生活をしたいと考えたとしたら、もっと留学資金を貯めようという思いになる人もいます。でも、そう思っているうちに数年が過ぎて、留学を諦めてしまうことがあります。

 

アメリカ留学を自分への投資と思えるか、安全圏から一歩踏み出せるかが、夢を実現する一つの方法なのかもしれません。

 

 

 

将来の不安との戦い

 

留学には、将来の就職や仕事への不安があります。

 

社会人として働いていれば、お給料がもらえて生活が安定しているでしょう。それを手放して留学しても、帰国した後に同じような条件で就職できるとは限りません。

 

もちろん、留学によってもっと給料のよい会社に就職できたり、自分の求めていた仕事ができるようになることはあります。しかし、現実では思い通りの就職ができないリスクも大いにあります。

 

一昔と違って誰でも留学できる時代で、英語を話せる人もたくさんいる中で、留学したからといって自分を取り巻く環境が必ずしもグレードアップするわけではありません。

 

日本の会社風土として、新卒から育てて使える人材にしていくというプロセスがあったり、扱いにくいと思われがちな留学経験者を雇いたくないといった考えの会社もあります。

 

また、留学の有無に限らず、日本での再就職が難しい理由の一つに年齢制限があります。

 

アメリカ留学をして能力アップしたのに、30~40代であれば年齢的な壁に再就職が阻まれる可能性があります。

 

近年では仕事によってスキルさえあれば、30代の転職も難しくない環境になってきていますが、留学で会社の求める技術や能力が得られるかが再就職の一つのポイントになるでしょう。

 

会社から会社への転職や再就職は難しくなくても、いったん働いている環境から離れてしまうことがマイナスになってしまうこともあります。

 

2~4年も留学していたらブランクが長すぎて、日本での仕事環境が大幅に変わってしまっていることもあり、会社側としては雇いにくいことがあります。

 

留学経験者の中には、再就職を諦めて起業したりフリーランスになる人も多いですが、成功するのは一握りの人たちだと思います。

 

アメリカの大学や大学院を出て、専攻分野の優れた知識を持っていたり英語力も高いのに希望する職種に就けず、派遣・アルバイトをはじめ、翻訳や英会話講師などで生活している人たちもいます。

 

日本での就職は難しいと考えて、アメリカやカナダなど英語圏で就職を選ぶ人たちもいます。しかし、現地住民が優先される就職では、特出した能力が留学生には求められます。

 

留学中に人脈を築けていればコネ入社のようなことは可能ですが、手助けしてくれる人に出会えるかという運もあります。

 

海外では職種に応じた能力があっても語学の問題で希望職種につけないことがありますし、就職できても会社の業績悪化によって一番初めに解雇されるのは外国人(日本人含む)というのは珍しくない話です。

 

ネガティブに考えればいくらでも不利な点がいくらでも出てきます。しかし、成功している人もたくさんいるわけで、こういった将来の不安を払拭できるように、留学後のプランをしっかり練ることが必要です。

 

迷っていても年月が過ぎていくだけですから、数年後に後悔しないように、今やりたいこと&やれることを考えてみてください。

 

 

 

家族の不安をどうするのか?

 

家族が心配して留学に反対したり、そこからギクシャクして関係が崩れてしまうことがあるかもしれません。

 

海外は知らないことばかりで、特にアメリカは犯罪やテロの心配があって、家族をすごく心配させてしまうことがあります。

 

地方から東京へ進学するだけでも心配してしまう親御さんもいますから、アメリカともなれば大反対されても仕方ないかもしれません。

 

家族をどう説得するのかは難しい問題ですが、留学や自分の夢について丁寧に説明して、理解してもらう努力は必要でしょう。

 

しかし、家族の賛同を待っていたら、いつまで経っても留学できない可能性があります。

 

留学したいのにできない日々を過ごして何年か過ぎた後、「家族の反対があったから私は留学できなかった!」と恨み節を吐くより、今、自分の意志を通すことも選択の一つです。

 

留学するまでは家族で大揉めしてしまうことがありますが、いったんアメリカ留学してしまえば、家族はあなたの帰国を楽しみしてくれることもあります。

 

留学して1~2年後に親御さんが心配してアメリカに来たものの、英語を自由に使って生活している様子を見てとても喜んでくれたという話は珍しくないです。

 

 

 

自分が家族を支えているからアメリカに行けない

 

すでに働いている人であれば、自分の収入が親や兄弟など家族の生活を支えている場合があるかもしれません。

 

自分がアメリカに行けば、柱となっている大きな収入が失われて、家族が困ってしまうという心配から留学できないのであれば、躊躇してしまうのも仕方ないでしょう。

 

しかし、冷静に考えてあなたの収入に甘えて家族が仕事をしていなかったり、あなたの収入がなくても何とかやりくりできるかもしれません。

 

もしあなたが留学しても家族は何とかなるのであれば、心を鬼にしてでも自分の夢を実現してもよいのではないでしょうか。

 

状況によっては、2~3カ月の生活費を置いて、こっそり脱出するようなことも必要かもしれません。2~3カ月の猶予があれば、親兄弟が新しい仕事を探したりアルバイトを始めるという準備期間になると思います。

 

本来なら、家族に応援してもらう形で留学したいでしょう。しかし、あなたの夢より自分たちの生活優先と考えている家族も現実にはいます。

 

留学を実現した人の中には、家族と絶縁してきたという人が少なからずいます。それくらい強い意志がないと実現しないことがあります。

 

 

 

留学に反対する人たちに負けてしまう

 

友人や仕事仲間などから、留学に反対されることがあるかもしれません。

 

本当に心配してくれる人がいるかもしれませんが、羨ましかったり妬まし気持ちもあって、密かに留学してほしくないと思っている人もいると思います。

 

アメリカはあなたに向いていない、英語なんて簡単に話せるようにならない、海外生活は孤独で大変だよ・・・アメリカ留学したことない人に留学のデメリットを聞かされるとか、よく考えたらおかしいでしょう。

 

新しいことを始めようとしている人に対して、なぜか日本では背中を押してくれる人が少ない、そんな気がします。

 

逆にアメリカでは挑戦する人を高く評価して応援してくれることが多いと思います。こんな点もアメリカに行った方がよいところです。

 

留学すると決めたら周りに相談しないこと、そして、友人や仕事仲間にはアメリカに行く直前に伝えるくらいでいいと思います。周りの軋轢を気にするなら、アメリカに行ってから連絡するでもいいかもしれません。

 

 

 

違う未来が見えてくる可能性がある

 

留学する計画を立てたものの、理想や目標が高すぎて、数年経っても結局はアメリカに行けず、何も得られなかったと後悔するような状況に陥ることは避けたいです。

 

留学するために大切なことの一つは「勢い」です。やるぞ!と思う気持ちが大きいときに留学するというのが、成功する留学の鍵でもあります。

 

あなたが留学したいと思ったきっかけがあったはずです。理想は、そのきっかけから時間をあまり置かずに留学することです。そうすることで、モチベーションを維持して頑張ることができます。

 

いつまで経ってもアメリカに行けないとなると、モチベーションはどんどん下がってきます。

 

せっかく勢いがあっても3年以上経過したら、その勢いは弱まってしまうと思います。5年も経過したら、段々と過去の夢になってしまう可能性が高いです。

 

迷っていたら、5年、10年はあっという間に過ぎていきます。

 

学ぶことに年齢制限はありませんから、何歳までに何をしなければいけないと決めつける必要はないかもしれません。しかし、どこかで期限を作っていかないといつまでも達成できないこともあります。

 

行けるときに行かないとチャンスはどんどん遠ざかっていく可能性が高いです。ぜひ、今を大切にしてください。

 

公開:2022/01/18 / 更新:2022/01/25 / カテゴリ:留学計画と資金繰り