アメリカやカナダでは、9月からが新学期になっていることが多いです。そこで、9月の入学を想定した大学留学の計画をご案内します。
以下のスケジュールは、留学準備にはこれくらい時間がかかるといったアイディアを理解してもらうための例です。
理想ですから多少手続きが遅れたから留学が出来ないというわけではありません。
9月入学を見据えた留学スケジュール
<入学前年>
4~6月: 情報収集
・TOEFLやIELTSの受験開始
・各大学の資料・入学願書の請求
7~8月: 資料・入学申請用紙到着
・出願大学を考える
9~12月: 志望大学へ入学申込み
・出願書類の送付
・TOEFLやIELTSの結果提出
12月末ごろ: 入学申請の受付締切
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<入学年>
3~5月: 入学許可有無の結果報告
6~7月: 入学手続き
・入学の意思を大学に返信
・授業料、又は内金の支払い
・入寮、ホームステイの申込み
・パスポートの申請
・学生ビザの申し込み
7~8月: 渡航
現地で夏の語学コース、大学準備コースなどを取る
(夏期講座をとらない場合は、授業開始1~2週間前くらいに渡航)
9月: 入学・授業開始
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早めの手続きがおすすめ
人気のある大学では、国外からの入学申請の締切りを前年12月頃にしている大学が多いです。一般の大学では、入学半年前に当たる3~4月頃まで受付けていますので少し遅れても大丈夫なことがあります。
ただ、多くの大学では合格基準に達した学生から先着順で入学許可が出されるため、申込みが遅れれば遅れるほど入学のチャンスが減る可能性があります。
また、学生寮やホームステイの申込に関しても申込順に対応されるので、遅れるほど選択肢が狭まる、または、希望の滞在先が利用できないことがあります。
日本の大学受験のように申込締切と受験日が決まっていて、ギリギリでも締切に間に合えば大丈夫という制度とは異なりますので注意が必要です。
昨今は、大学のホームページに入学願書フォームが用意されていることが一般化してきて、書類を郵送でやり取りするよりネット上で行った方が早く手続きができます。
それでも、成績証明書などの書類は郵送になりますので、国際郵便の事情なども考えて日程には余裕を持った方がよいでしょう。
学生ビザの申請にも時間を要することが多いので、早めに申込めるのであればそれに越したことはありません。