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空港の出迎えサービスで気を付けること

アメリカ留学では、現地学校(語学学校・コミカレ・大学)のスタッフやホストファミリーが、アメリカの空港で出迎えてくれるサービスがあります。

 

空港からどうやって学校や大学へ行けばいいのだろう?と不安に思っている学生さんにとっては、この空港出迎えサービスはとっても便利です。

 

ところが、こういった出迎えを装っている人がいることがあり、現地到着の初日からトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。

 

 

 

空港では、出迎えの人をしっかり確認しましょう

 

空港の出迎えでは、大概、到着ゲートの出口付近で、自分の名前の書かれたボードを持っている人を探すことで、難なく出迎えの人を見つけることができます。

 

しかし、出迎えの人はたくさん来ていることがあって、自分の名前が書かれたボードを見つけられなくてスルーしてしまうことがあります。

 

出迎えの人が見つからなくて探しているときに、「待っていましたよ。あなたを迎えにきました。」などと言ってくる人がいます。

 

やっとアメリカに着いて不安の中、「迎えに来てくれた人だ!」と安堵してしまうかもしれませんが、まず、確認しなければならないのは、声をかけてきた人が誰なのか?ということです。

 

通常、空港であなたを出迎えてくれる人は、コミカレや大学の小旗を持っていたり、あなたの名前を書いたボードなどを持って待っています。分かりやすいように、大学名の入ったTシャツやトレーナーを着ている出迎えスタッフもいます。

 

何も持っていなくて、単に声をかけてくる人は、まず疑いましょう。

 

ここが肝心なところですが、出迎えの人たちは、あなたの名前を絶対に知っています。そして、Are you Sakura Suzuki?というように、確認してきます。

 

大学によっては、事前にあなたの写真をメールで送るように指示しておいて、空港で待っているスタッフやホストファミリーは、スマホであなたの顔写真を確認して、それをあなたに見せて「これはあなたの写真で間違いないですか?」というようにID確認をします。

 

ところが、悪意のある人達は出迎えの人を装っているだけで、本来、あなたの名前は知りません。

 

手口が巧妙なこともあり、ID確認のためと言って、まずあなたにパスポートを出させて、名前を確認することもあるようですから気をつけたいです。

 

相手からパスポートの提示などを求められる前に、出迎えの人が、あなたの名前を知っているのか、確認しましょう。簡単な英語でいいので、Do you know my name?と聞いてください。あなたの名前が言えなければアウトです。

 

怪しい人だと騒いだり、捕まえようとしたりすると暴力を受ける可能性があるので、無視する形でその場を去りましょう。もちろん、強引に荷物を取られそうになったり、手を引かれるようなことがあればHELP!と助けを呼んでください。

 

 

 

空港で声をかけてくる犯罪者の目的とは?

 

犯罪者の目的は、大きく分けて2つあります。一つは、スーツケースや荷物を狙ったものです。もう一つは、学生を誘拐すること、特に女性がターゲットです。

 

「ウェルカム、ウェルカム、よくきたね~、大変だったでしょう。重いだろうから、私が荷物を持ちましょう。車を回すからここで待っていてね。」と言われて、待っていたものの、その人は戻ってこない・・・・初日から最悪です。

 

旅行者はたくさんの現金をはじめ、高価なお土産やアクセサリーなどを持っていることがあり、犯罪者には狙われやすいです。

 

空港によっては、こういった盗難を避けるために、国際便の到着ロビーの出口付近などで、スーツケースとパスポートのチェックをしていることがあります。

 

スーツケースを持っているのに、パスポートを持っていないというのはおかしいですよね。そこで盗難がバレることがあります。

 

犯罪者がパスポートを用意していたとしても、スーツケースに名前がついたタグがあれば、タグの名前とパスポートの名前が一致しないのも変です。

 

さらに言えば、パスポートを持っていても、その日の入国や帰国のスタンプがないというのも怪しいです。こういったことで犯罪者が捕まることがありますが、すべての人をチェックできるわけではありません。

 

 

誘拐については、日本でも度々ニュースになっていますが(場所が空港とは限りませんが)、アメリカやカナダでは、日本人女性が何人も誘拐され、悲しいことに殺害されてしまうケースもあります。

 

アメリカでは、日本人はイージー・ターゲットと言われることがあり、簡単に引っかかってしまうので、狙われやすいです。日本のニュースで、日本人が被害にあった事件を聞いたことがあると思いますが、どうしてこんな変な人についていってしまったの?という事件があります。

 

海外ではお姫様扱いで犯罪に巻き込まれる?のページでもお話しましたが、日本は安全な国なので犯罪に疎く、また、礼節の国で人を疑うことを嫌う国民性があります。女性は、被害にあっても社会的な背景から、警察に行かないことも、犯罪者には知られていると言われています。

 

 

 

学校や大学のスタッフと連絡の取れる準備をしておく

 

空港では、出迎えの人が遅れてくることがあります。焦らないで、しばらくは様子を見ましょう。不安げにキョロキョロしていると、変な人に声をかけられる可能性があります。

 

学校の責任者やスタッフが来てくれるとは限らず、頼りない学生のバイト君が遅れてきたり、慣れない空港でホストファミリーが迷っているようなこともあります。

 

出迎えの人に会えないケースに備えて、学校や大学のスタッフとSNSやメールで連絡が取れる準備をしておきましょう。スマホには、学校や大学留学生課などの電話番号を登録しておきましょう。

 

空港内では無料のwifiが使えることが多いですし、現地用のsimカードを購入することもできます。

 

しかし、慣れていないとすぐにwifiに接続できないこともあるでしょう。そんな心配があれば、アメリカで使えるsimカードを予め購入しておくこともできますし、短期留学では海外モバイルWi-Fiをレンタルして持っていくこともできます。現地に着いて、すぐにスマホが使えるというのは心強いです。

 

 

 

自力で学校や大学へ行く方法を調べておく

 

何らかの理由で、出迎えの人と会えないときは、自分でなんとかしないといけない状況になるかもしれません。

 

悪天候などでフライトスケジュールが変更になったり、予定時間を大幅に過ぎて到着するようなケースでは、出迎えの人が一旦帰ってしまうことがあります。

 

万が一を考えて、バスやタクシーなど自力で学校へ行く方法、または、空港近くで泊まれるホテルを調べておきましょう。

 

学校が空港の近くにあれば、タクシーやバスでなんとか行けるかもしれません。しかし、国際空港は街外れにあることが多いので、とりあえずダウンタウンまでバスで行って、そこから学校へ行く方法を探す必要があるかもしれません。

 

パニックになって、見ず知らずの人に助けを求めたり、行先もよく分からないのにタクシーやバスに乗るのはやめましょう。

 

行き当たりばったりの旅番組がありますが、海外でタレントさんが一人で旅をしているわけではありません。周りには何人かスタッフがいて、しかも撮影しているので、犯罪に巻き込まれる確率は低いでしょう。本当に一人で旅をしていたら、危険度はものすごく増します。

 

バスやタクシーを利用するといっても、暗くなってきてしまうと危険なので、空港から移動するのが不安な時は、空港近くのホテルに泊まって、そこから学校や大学へ連絡を取りましょう。

 

滞在先が確保できれば、心の余裕ができて、どうすればよいか落ち着いて考えられると思います。余計なお金がかかってしまいますが、安全を買ったと思って欲しいです。

 

色々と移動しているより、学校側にホテルに泊まっていることを伝えれば、場所がはっきりしているので、簡単に迎えに来てくれると思います。

 

 

 

子供を留学させるときの親のサポート

 

近年は、高校生や中学生が留学することが多くなってきました。空港に着いたら迎えの人が来てくれているから安心とは思わないで、誰がどのようにして出迎えてくれるのかを確認しておくべきだと思います。

 

学校側に問い合わせをすれば、一般的な答えとしては、出迎えスタッフは(1)メガネを掛けた女性二人である(2)入国手続を終えた後の出口付近で待っている(3)学校の旗を持っている(4)子供さんの名前を書いたボードを持っている(5)学校の職員用IDを首にかけているなどと連絡してくれるはずです。

 

しっかり出迎えをするので安心して欲しいというように、適当な返事をする学校や担当者には気をつけたいです。丁寧な対応ができない学校は、親御さんが現地まで送って行くくらいのことを考えた方がよいかもしれません。

 

学校のスタッフではなくて、ホストファミリーが出迎えに来ることがあります。ホストファミリーは、学校のスタッフとは違って一般の人なので、周りにいる人と区別がつきにくいです。

 

ホストファミリーが空港で出迎えてくれるときは、出迎えの人の写真を送ってもらっておいて、空港に着いたら子供さんがその写真で確認できるくらいにしておくべきだと思います。

 

もちろん、ホストファミリー側にも子供さんの写真を送っておいて、空港で子供さんをすぐに見つけてもらえるようにしておきたいものです。

 

子供さんを自立させるために留学させるという意味では、どこまで親が手助けをするべきか迷うことがあるかもしれません。ただ、人任せにして、事故や事件にあってから後悔するのではなく、こういった最低限の安全対策は考えてあげて欲しいと思います。