工業高校から海外留学
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商業高校や工業高校からアメリカの大学を目指す

商業高校や工業高校といえば、卒業後はすぐに就職する学生が多いでしょう。でも、高校に通っているうちに進学したいと思う人達はいると思います。こちらのページでは、商業高校や工業高校からの留学についてお話したいと思います。

 

 

就職に強いが大学進学に弱い?商業高校と工業高校

 

商業高校や工業高校の学生が、大学に進学する人の割合は、普通高校や進学校に比べたらそれほど多くないでしょう。商業や工業校は、運動部が強豪なところが結構あり、スポーツ系の推薦で大学に行く学生はそこそこいると思います。

 

スポーツ推薦以外で進学を目指す学生にとって不利な点は、大学入学試験に必要な勉強をする進学校と違って、商業や工業の専門分野を学ぶ時間が非常に多いため、大学受験にはすごく不向きな教育内容になっていることです。

 

たとえば、商業や工業高校で3年間かけて習う英語は、進学校では1年未満で終わらせてしまったり、優秀な進学校では1学期で終わらせてしまうこともあります(入学時点ですでに英語能力が商業・工業高校で習う範囲を超えていることもある)。

 

英語だけではなく、数学、物理、国語、歴史等も同様になってきますので、これでは大学に行きたいと思っても、進学校にいる人達にはなかなか敵いません。

 

そこで、商業・工業高校の学生が進学したいと思ったら、提携のある大学の商学部や工学部に進んだり、専門的に学んだ得意分野を生かしてAO入試を活用する方法があります。また、不利な大学に進むのではなく、専門分野でのスペシャリストとなるために専門学校へ行く人も多いと思います。

 

商業高校や工業高校に進む学生の多くは、本来、大学を目指しているわけではなく、地元での良い就職を求めて専門技術や技能を学ぶために高校へ通っているわけですから、進学校と比べること自体、誤った評価になってしまうかもしれません。

 

でも、高校に通っているうちに進学したいと思う学生もいるでしょう。そうなったときは、高校と並行して予備校に通うのも一つの方法ですし、浪人して大学へ行く人もいるでしょう。その中で、留学という選択をすることも可能です。

 

 

 

英語学習ではかなり出遅れている

 

商業高校や工業高校の学生が留学を選ぶとき、まず理解しないといけないことは、進学校の学生と比べて、英語ではかなり出遅れているということです。

 

近年は観光業などで英語を求められることも多く、商業高校で英語に力を入れるところが増えているそうですが、一般に英語や数学といった普通教科では、進学校の学生に比べたら2年近く遅れている可能性があります。

 

商業・工業高校の多くでは、2年生~3年生は専門分野を学ぶことにかなりの時間を使うため、大学受験に必要な教科はあまり勉強しなくなるので仕方ありません。

 

アメリカに行って語学コースから始めたとしたら、他の学生よりかなり出遅れていることを痛感することがあるでしょう。

 

同年代の学生に比べたらレベル下の語学クラスから始めることになる確率が高く、自分がすごい落ちこぼれのように感じてしまうかもしれません。

 

しかし、ここで諦めないで、高校での遅れはしっかり認識して、語学コースで基礎から学んで大学やコミカレへ進めるようにして欲しいと思います。

 

 

 

大学やコミカレに入ってから専門分野の知識が生きる

 

語学コースを終えて、大学やコミカレの正規学部に入った後、元・商業高校や工業高校の学生は本領を発揮します。

 

なぜかというと、大学やコミカレで学ぶ商業や工業の専門科目は、すでに高校で学んでいることが結構あるからです。

 

会計、IT、エンジニア系といえば、商業・工業高校の得意分野です。

 

日本の商業・工業高校で習う内容は高度で技術力が高く、高校で学んだ分野をアメリカの大学で専攻すれば、他の生徒に比べて1~2年先に進んでいることがあります。

 

英語のハンデがあっても、日本ですでに専門的に学んでいることなので、今までの遅れをカバーできたり、余裕を持って学べる学生もいるでしょう。

 

 

 

偏見のないアメリカ留学

 

日本では、進学という面で商業高校や工業高校は下に見られてしまう傾向が一部あるようですが、日本の高校を卒業していることは、アメリカの大学やコミカレの入学基準の重要な資格の一つを満たしています。

 

先にも述べたとおり、一般的な教科(数学、物理、歴史等)が高校で十分学ばれていないときは、アメリカでの入学時に不利になる可能性はあります。

 

それでも、成績が全体的に入学条件をみたすものであれば、条件付きとして入学許可がでることがあります。もし、成績が足りないなど大学の入学基準を満たさないのであれば、コミカレからはじめて大学へ編入することもできます。

 

コミカレでは、(1)語学コースで英語力を伸ばすこと、(2)高校で十分に学んでいない教科(数学や物理など)を学ぶこと、(3)アメリカの教育環境に慣れることで、大学への道が開かれてくると思います。

 

コミカレの選び方については、まず行きたい大学を決めて、その大学へ編入学できるコミカレを選びましょう。基本は、同じ州内にある大学とコミカレが相性がよく、入学しやすい環境にあります。詳しくは、編入学で大学を目指すのページを参考にしてください。

 

もし、中学校の成績が振るわなかったなど自分の本意とは違って、商業・工業高校に入ってしまったときは、留学で挽回できる可能性があります。

 

自分が何をしたいのか分からなくて商業・工業高校に進んでしまった、または、高校に入ったけど自分の期待していたものとは違ったというとき、日本では将来の進路についてなかなか軌道修正が難しいです。でも、海外へ出ていけば、日本での柵はなくなると思います。

 

アメリカのカレッジや大学に行くには、進学校だろうと商業・工業高校だろうと関係なく、高校を卒業していることがまず重要な資格になりますので、その先はアメリカで一から学び直す気持ちで、留学を検討してみてはいかがでしょうか。

 

公開:2017/04/07 / 更新:2021/11/10 / カテゴリ:留学前に知って欲しいこと





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