英語圏に海外留学する場合、多くの学生さんは、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスなどを選択肢に考えられていると思います。
大学やカレッジの卒業を目的にするなら、個人的なおすすめとしては、第一候補はアメリカ、第二はオーストラリア、第三はカナダという順番になります。
こちらでは簡単なおすすめポイントをご紹介します。ここからスタートして、それぞれの国への留学を調べるきっかけにしていただけたらと思います。
アメリカ留学
一番のおすすめは間違いなくアメリカです。
世界中から優秀な人材が集まってくるアメリカは、留学先として素晴らしい環境にあると思います。
トップスクールと呼ばれる有名大学でなくても、アメリカで学ぶことは将来に非常に役立つと思います。
アメリカで流行ったものが日本を始め世界で流通するといっていいほど、新しいサービスや商品が数多く生み出される国です。
金融、政治経済、エンターテイメントなどあらゆるものがアメリカでは他国より進んでおり、ビジネスの中心地やトレンド発信地となっています。
インターネットやその端末の世界を例に有名企業をあげてみると、マイクロソフト、グーグル、ヤフー、フェイスブック、ツイッター、アップルというようにアメリカの企業ばかりです。
向上心のある人なら、一歩アメリカに足を踏み入れたら、新しいアイディアやイメージが頭を駆け巡るはずです。
欠点としては、犯罪が多いことが一番にあげられます。
日本人もたくさん被害にあっていますので、犯罪に巻き込まれない慎重な行動ができる方にだけアメリカ留学はお勧めしたいです。
オーストラリア留学
二番目におすすめするのはオーストラリアです。
オーストラリアは日本とのつながりが深く、日本語を第二言語として学校で学んでいる人がたくさんいる国です。
日本人の観光客が非常に多く、日本人であふれているハワイを避けてオーストラリアへ行く芸能人や著名人も増えています。
オーストラリアといえば、オージービーフくらいしか浮かばないかもしれませんが^^; 実は、日本に資源や食品等をたくさん輸出しており、貿易関係が深い国です。
留学生でもアルバイトができるので、留学しやすい国として人気があります(アメリカは原則不可、カナダは可)。
留学生向けの奨学金も多数提供されており、他の国と比べると日本人留学生が学びやすい環境を用意してくれていると思います。
オーストラリアは発展著しく、人材不足になっている国でもあり、職業分野や学歴等にもよりますが、アメリカと比べると永住権を取得しやすい環境にあります。
日本での就職を考えるとアメリカほど大学のブランド力はありませんが、外資やオーストラリアと関係のある業種への就職、オーストラリアと関係の深いアジアでの活躍、または、卒業後にオーストラリアに移住したい夢があるのならおすすめでしょう。
カナダ留学
三番目におすすめするのはカナダです。
カナダはアメリカに隣接する国で、アメリカとの関係が非常に深い国です。
自然豊かな国で、国土が広く資源が豊富です。その一部は日本にも輸出されています。
トロントやバンクーバーといった大都市には企業が集まり発展しています。
優秀な大学がいくつかありますが、日本では余り知られていません。優秀な大学でも知られていないので、一般の大学はもっと知られていません。
現地での就職や外資系への就職であれば別ですが、日本での職探しを考えると慎重に判断したいところでしょう。
どの地域や大学を選ぶのかにもよりますが、アメリカ留学と比べて比較的学費が安い傾向があります。
アメリカ留学で特定の分野を学びたいと思っていたとして、同じ教科が学べる学部をカナダで探してみると、カナダの方が学費が安く魅力的に感じることがあります。
オーストラリアと同様、カナダでもアルバイトをして大学に通うことができるようになっています。
カナダでは優秀な移民を求めており、職業分野や学歴等にもよりますが、大学卒業後はカナダ移住のチャンスがあるかもしれません(移民制度の方針はよく変更になるので時期により運・不運があります)。
カナダはアメリカのような銃社会ではありませんので、絶対安全とはいえませんが、アメリカに比べれば遥かに安全に暮らせる国であると思います。
留学の後に何をしたいのか
留学の後、または大学卒業後はどうしたいのか?という点を明確にしておかないと留学する国さえ決めかねてしまいます。
日本に帰国して、特定の企業や業種に就きたいと思っているなら、そのためにどの国へ行くのがベストなのか、どういった大学が適しているのか、じっくり調べてみてください。
海外に移住したいのであれば、移住したい国で教育を受けることは移民条件を満たすポイントに大きく影響してきますので、そういった先まで考えておくと夢が実現しやすいと思います。