バックパッカーという言葉は、日本でもよく使われるようになりましたが、学生時代は是非バックを背負って旅行することをお勧めしたいです。
アメリカやカナダ留学している間は、学校や大学内に留まっているだけでなく、北米にいるチャンスを逃さないで色々な所へ行ってみよう!と思い立ってみてはいかがでしょうか。
でも、旅行はお金がかかって・・・と思うこともあるでしょう。
ユースホステルを利用してみませんか?
旅費を節約するには色々な方法がありますが、その一つ、ユースホステルの利用についてご紹介します。
ユースホステルは、会員になると安い宿泊料(平均3000円くらい)で泊まることができます。
施設の充実度、相部屋の人数、食事の有無等によって料金は前後しますが、金額だけで見るとかなりお得な料金になっています。
大都市や有名な観光地では通常の倍くらいの料金になることがありますが、それでも一般的なホテルなどに比べれば安いことが多いです。
ホテルとは異なり相部屋が基本です(男女別)。ここが安さの基本です。一人が好きという方には窮屈かもしれませんが、オープンマインドであれば、色々な人たちと出会えるチャンスがあります。
知らない人との相部屋は苦手という方には、料金がアップしますが個室があるホステルも結構あります。
個室になると近くのモーテルなど安宿と同料金程度になりますが、ホステルという特色ある施設で過ごす方が楽しいので選ぶ人もいます。
日本での相部屋というと、畳部屋に何人も詰め込まれるようなイメージがあるかもしれませんが、ベットが設置されているので、少ないですが自分のスペースは確保しやすいと思います。
ホステルについて、私は余り良いイメージは持っていなかったのですが、実際に使ってみるとこれが結構面白かったです。学生の頃は楽しめるのではないかなと思います。
ホステルの楽しみはオーナーやスタッフ、そして自分と同じようなバックパッカーとの出会いです。ホテル滞在ではこれはなかなか経験できないことでしょう。
カナダ・ユースホステルの紹介動画「ホステルって何?」
ホステルの建物には様々なタイプがあり、ホテルのようにしっかりしたところから、普通の民家や商用ビルを改造したものなどがあります。大学やカレッジの学生寮が夏休みの間だけ借りられることもあります。
以前は、ただ泊まるだけという感じで寝袋持参のようなタイプが結構ありましたが、最近はベットの用意はできていて(シーツ等の取替)、清潔感のある施設が多くなっていると思います。
都心部では犯罪をを考慮して、セキュリティ設備を備えている施設も多くなっています。
通常、男女の部屋は別の区画になっているのですが、そこに入るには専用のカード型キーを必要とするというように安全にも配慮されてところもあります。
共用部分には、シャワー、トイレ、ランドリー、リビング、キッチンなどもあります。それぞれ自由に使えるようになっています(多少ハウスルールなどがあります)。リビングやロビーなどでwifiが利用できる施設も多いです。
キッチンやランドリーに関しては、施設によっては用意されていないことがありますので事前確認が必要です。
ホステルはドイツから始まって世界中に広がっています。国や地域によって施設の充実度や安全性に差がありますので、事前にしっかり確認してから利用してください。
ユースホステルの利用と安全について、次のページではもう少し詳しくご案内します。