ホームステイと友達

留学の窓口 > 留学Q&A ホームステイ編 > 友だちをホームステイ宅に呼ぶときのマナー

友だちをホームステイ宅に呼ぶときのマナー

友だちや留学生仲間をホストファミリー宅に招待するときには、気遣いや準備が必要です。

 

ホームステイ先に友だちを連れてきたいときは、予め友だちが来てもよいかホストファミリーに了解を取りましょう。また、何人が来るのか、どういった友だちなのかといったことも説明しておきましょう。

 

家族の一員として扱ってもらっていても、ホームステイ宅は自分の家ではないので、勝手に友だちを家に招き入れたりするとホストファミリーの信頼を失ってしまうことがあります。

 

 

 

知らない人が家に入る不快感

 

アメリカやカナダの家庭はおおらかで、誰でも歓迎するような印象を持っている留学生が多いかもしれません。

 

しかし、ホストファミリーによって、自分が世話をしている留学生以外は、あまり歓迎しないお宅があります。

 

ホームステイ先によって理由がありますので、友だちを呼びたいときは、まずホストファミリーに了解を得るようにお話をしましょう。

 

アジア人の少ない地域では、見慣れない日本人やアジア人学生がたくさん集まると恐いと思ってしまう人もいます。

 

差別はもちろんよくないのですが、ホストファミリーにとって、赤の他人を家に招き入れるという不快感や危険性を理解しないといけないでしょう。

 

私たちにとって日本人とアジア系学生は語学コース等を介して親しい間柄にありますが、ホストファミリーにとっては知らない外国人です。

 

極端な話、アジア系マフィアが幅を利かせているようなところもあって、アジア人男性が5~6人も集まれば身構えてしまう家族もあります。

 

 

 

自分の部屋だからいいだろうの勘違い

 

自分の部屋に友だちを呼ぶのだからいいだろうという考えは、独りよがりになってしまうことがあります。

 

友だちが自分の部屋に入るということは、ホームステイ宅に入ることになりますし、友だちがキッチンで水を飲んだり、トイレなどを使ったりすることもあるでしょう。

 

自分の部屋とはいえ、夜遅くまで話していたり、ゲームをして騒いでいるといった行為は、日本の自宅なら許されるかもしれませんが、ホームステイ先ではアウトです。こういったことが続くと、ホームステイを追い出されてしまうことにもなります。

 

自分の部屋だからといって、ピザやお酒を買い込んで、友だちと仲良く夜を過ごすというのはやめておきましょう。どうしてもそういった会を開きたいのであれば、モーテルやホテルの部屋を借りてやりましょう。

 

 

 

語学コースのクラスメイト=安心できる友だちとは限らない

 

語学コースで一緒に学んでいる程度の友だちでは、正直、その友だちがどんな人なのかよくわかっていないことがあります。

 

留学生同士では言葉がまだ十分に通じていないこともあり、その人のバックグラウンドや性格なども十分に把握していないことも多いでしょう。

 

ホームステイ先に友だちを連れてきたものの、キッチンにあるものを勝手に飲み食いしたり、ホストファミリーの物を使ったり、バスルームを汚してしまうような学生もいます。

 

ひどい時には、ホストファミリー宅のモノを物色し始めたりして、気がつくと高価なものが無くなっているといったことがあります。

 

日本でもありますが、滞在ビザを得るために留学生として入国していても、実際にはちょっとした窃盗団のようなグループもいます。

 

犯罪目的で入国したわけではなくても、他国の生活でストレスが溜まってしまったり、悪友にそそのかされてモノを盗んでしまうような留学生もいます。

 

アメリカのホストファミリー先では、銃やライフルを保管しているケースも珍しくなく(基本、鍵のかかった部屋や棚に収めれられていますが)、ちょっとした知り合いをホームステイ先の家に入れるのは十分に注意しないといけません。

 

 

 

ホストファミリー宅で勝手にパーティー!

 

ある学生が、ホストファミリーが旅行でいなくなることを何気なく留学生仲間に言ってしまったことがありました。

 

ホームステイ宅にその学生以外誰もいないと知られた結果、1~2人とその家に集まり始めて、そのうち10人以上が集まってしまって勝手に飲み会パーティーを開かれてしまったことがありました。

 

そのホームステイ先に滞在していた学生は、まったくパーティーをするつもりはなかっですし、友だちを呼ぶつもりさえなかったのです。

 

でも、クラスで知り合った程度の遊び好きな留学生が、次々に声をかけて、集まった学生たちが悪ノリでパーティーにしてしまったのです。

 

カナダの片田舎で急にアジア人が集まって、大騒ぎを始めたとなれば、すぐにご近所さんの知るところになります。

 

このお宅に滞在していた学生は全く悪意はなかったのですが、そのホームステイ先から追い出されてしまいました。

 

ホストファミリーは、その学生が真面目で悪いことをする人ではないと信頼して、留守番をしてもらう形で旅行に出かけていました。その信頼を裏切るようなことになっては、その家族と一緒に生活していくのは難しくなっても仕方なかったでしょう。

 

安全対策でもありますが、ホストファミリーが旅行や出張などで家にいないことは、周りの人に言わないことです。

 

特に女性の場合は、ホストファミリーが親代わりとして守ってくれていることがあります。彼らが出かけていることを知られてしまったときは、悪いことを企む留学生のターゲットになってしまうことがありますので十分に気をつけてください。

 

 

 

他人の家であることの認識とマナー

 

ホームステイでは、家族の一員として扱ってもらっていても、他人の家であることには変わりはありません。友人、留学生仲間、クラスメイトなどを家に招くときは、特別な配慮が必要なことは忘れないでください。

 

友だちが遊びに来たからといって、勝手に家の中に招かないようにしましょう。自分の部屋に招くとしても、まずは、ホストファミリーに、友だちが来たけれど家に入れてもいい?と許可を取りましょう。

 

こういった態度が、信頼を少しづつ得ていくことにもつながっていくと思います。

 

できることなら、知り合ったばかりの友だちは外で会うようにして、ホストファミリーに友だちの話などを十分にしておいてから、その友だちを少しずつ連れてくるとホストファミリーも受け入れやすいと思います。

 

ホストファミリーと友だちのことを話す機会が増えると、「今度、お友だちを連れていらっしゃい」なんて言ってくれるようになったりします。それが友だちを家に連れてくるベストなタイミングかなと思います。