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TOEFLが難しく感じたら基礎から学ぼう

アメリカやカナダといった英語圏の大学やカレッジに入学する際には、基本、TOEFLの受験とそのテストスコアの提出を求められます。

 

有名大学になるほど基準となるスコアが高くなり、日本の中学・高校で普通に英語を学んできただけでは、太刀打ちできないことがあります。

 

試しにTOEFL問題集を買ってみたけど、全くわからない、手が付かない、何をどうすればいいの?ということがあるかもしれません。

 

アメリカには留学したいけれど、いまさら英語を学ぶのは無理、自分は英語が苦手!という人もいるかも知れませんが、あせらないでコツコツ学習していけば大丈夫ということを知ってください。

 

まずは、自分の英語力を知ることが大切です。なぜかというと、実力に合わないTOEFL教材や参考書で無理に学ぼうとしても、行き詰まってしまう人が多いからです。

 

中学・高校で学んだから、英語力はそこそこあるという自己判断は、留学に関しては的はずれなことがあります。日本の受験用の英語ではなく、実際に使える英語という観点から自分の実力を判断してみてください。

 

 

 

自分の実力を知る

 

まずは、TOEFLの参考書や問題集に一通り目を通してみてください。TOEFL問題集には、模擬テストが付いているものがありますので、それに挑戦してみてもいいと思います。

 

実際の受験料は、235ドル(1ドル110円とすると25,850円)ですので、いきなりテストを受けるより、2000~3000円程度のTOEFL問題集で模擬テストをやってみた方がいいでしょう。

 

TOEFLは全然無理なので、他の方法で自分の実力を知りたいというときは、手軽な費用で受験できる英検から始めてみてはどうでしょう。

 

英検は、レベルに合わせて5級から1級というように、段階的に難しい級に挑戦することができます。

 

TOEFLのような英語圏の大学へ入るためのテストではありませんが、TOEFLに比べて費用が安く、開催場所が多いので、自分の英語力を探るには受験しやすいテストだと思います。

 

ちなみに、英検5級は中学生の英語レベルになります。アメリカのどの大学を目指すかにもよりますが、一応、英検2級以上が大学留学には必要になってくると思います。

 

詳しくは、英検でアメリカと日本の大学を目指すのページを参考にしてください。

 

 

 

自分のレベルに合った英語学習を学ぶ

 

TOEFLの参考書やテキストを学ぼうとしたものの、全然分からなくて挫折してしまうケースがあると思います。私もその一人でした。

 

挫折しないために大切なことは、自分の英語レベルにあった参考書やテキストで始めるということだと思います。

 

TOEFLは、簡単に言えば、アメリカの大学に入るための英語力を測るテストです。大学に入るためですから、アメリカの高校3年生レベルの英語力が必要になります。

 

日本の高校で普通に英語を学んできた環境を前提にすれば、一般的な学生の英語レベルというのは、アメリカの中学生くらい、会話力も含めれば、中学生以下という可能性があります。

 

 

突然ですが、下の分数の計算を「英語」で言ってみてください。

 

分数

 

どう英語で言えばいいのか自信がないときは、下の動画を観てください。

 

 

分数の計算なんて簡単だよ!と思うかもしれませんが、英語で習うとしたら、どこまで理解できたでしょう。動画の中でも、知らない単語がいくつかあるかもしれません。

 

日本語で習っていることなので、計算の部分は簡単だと思います。では、「この計算をすべて英語で説明してください」と言われたらできるでしょうか。

 

ここでは分数の計算を例にしていますが、他には歴史、科学、地理など様々な科目があります。

 

アメリカの小中学校レベルの教科であっても、日本の学生さんにとっては、知らない英単語がいくつもあって、英語で理解できないこと、英語では言えないことが、たくさんあると思います。

 

今までの英語学習が全く無駄とは言いませんが、アメリカの小学生レベルくらいの英語から学ぶ気持ちになった方が、英語学習においては効率がいいことがあります。

 

 

 

 

 

日本の学校で習っている英語では限界がある

 

アメリカの大学に行こうと思ったときに、日本の中学や高校で習った英語で対応するのは無理があるとお話しましたが、もう少し詳しく考えてみましょう。

 

次の例は、日本史です。日本人だから知っていていることが多いでしょうが、英語でも簡単でしょうか?

 

下の動画は、約9分で日本の歴史を紹介したものです。かなり要約していますが、要点を捉えています。ちょっとクセがありますが、ユニークな日本の歴史解説です。

 

 

 

動画をご覧になって、英語の解説による日本の歴史はどうでしたか?

 

日本のことだから、英語でも簡単に理解できると思っていたものの、何となく分かったような分からないような・・・ということもあるかもしれません。

 

たとえば、学校のテストで出てくるような質問ですが、日本はどうして日独伊三国同盟を結んだのか?と英語で質問されたら、英語で答えられるでしょうか。私が高校生だった頃は、英語で答える前に、質問すら理解できなかったでしょう:-(

 

日本で中学&高校と英語を学んだといっても、1週間に数時間~十数時間程度の範囲ではないかと思います。アメリカの学生と比べて、英語で学習してきた絶対的な時間差は明らかですし、英語でカバーされている学習分野も限られます。

 

一部の進学校では、留学コースが設置されるような時代になっていますが、一般の高校は日本国内での就職や進学のための授業を主に行っているはずです。

 

国内向けの学び環境から、海外を目指すわけですから、急にTOEFLに挑もうとしても無理があるのは仕方ないと思います。ですから、基本からしっかり学んだ方が、遠回りのようですが、実力はついてくると思います。

 

TOEFLでは、日本の受験テクニックのように、そのとき限りの知識や方法で、高得点を狙うことは不可能ではないかもしれません。

 

でも、アメリカのコミカレや大学卒業を目指しているのであれば、入学以上に卒業が遥かに難しいです。そのため、受験のための英語ではなく、基礎をしっかり固めておくことも大切になってきます。

 

 

 

基礎から始めるってどういう学習?

 

TOEFLの点数が全然取れない!何から始めればいいの?のページで解説しましたが、まずは、簡単な英語教材からスタートしたり、アメリカの小中学生用のテキストなどからコツコツ学んでみてください。

 

無理に背伸びをして、難しい参考書や問題集をやろうとしても、挫折してしまったり、いわゆる回答を導くための受験テクニックに流れてしまうことがあると思います。それでは本当の英語力はアップしない可能性があります。

 

日本語で学ぶことを推奨しないわけではありませんが、少しづつ英語だけで英語を習う環境を整えていった方がよいと思います。TOEFLの受験でも、案内からすべて英語です。当然ですが、アメリカ・カナダに留学すれば、英語環境になります。

 

英語環境で習うという意味で、Udemyで語学コースの予習をしようのページでご案内したような、ネイティブの先生が指導している英語コースを取ることでもいいです。

 

英語だけで習うのは大変と言われますが、いきなり大学の講義を英語で受けるとなれば、それは困難でしょう。

 

まずは簡単な授業、たとえば、ネイティブスピーカーの講師が指導する、初級の英会話レッスン、アメリカ小中学生用の教科、基礎英文法のレッスンや動画などを通して、徐々に慣れていくという方法をおすすめします。

 

 

 

語学コースからスタートする

 

TOEFLに備えたり、アメリカの大学に行くための英語力を養うためにどうずればいいかと考えたときに、アメリカやカナダなどの語学学校や大学附属の語学コースへ行くというのが定番でしょう。

 

大学やコミカレ付属の語学コースには、しっかりしたカリキュラムがあって、それを確実にこなしていけば、いずれは正規学部へ進むことができます。

 

語学コースでは、入学時に英語のテストを行ってクラス分けをしますが、低いレベルのクラスに振り分けられた際には、基本から学ぶため、小中学生レベルの英語からスタートすることがあります。

 

学生さんの中には、アメリカに行ってから何とかすればいいといった感じで、日本で何もしないで現地入りしてしまう人がいます。

 

大学を目指しているのに、低いレベルの語学コースから始まるというのは、かなりショックだと思いますし、語学コースが1年以上続くこともあります。これでは、モチベーションは、だだ下がりになるかもしれません。

 

もう一点の問題として、アメリカやカナダの語学コースの授業料は年々上がっています。限られた予算の中で留学するのであれば、なるべく語学コースにいる期間を減らして、専門的なことを学びたいものだと思います。

 

就職に際して「自分は留学した」と言うには、それなりの専門知識や資格などが求められる時代です。業種にもよりますが、語学コースで英語を習った程度では、余り評価されなくなっていることは認識しておきたいところです。

 

語学コースにいる期間を減らして、専門的なことを学ぶ、コミカレや大学を卒業するという目標があるのであれば、日本にいる内にある程度の英語力を付けておいた方がよいでしょう。

 

 

 

せっかくなら高いレベルを目指そう

 

アメリカの大学はピンきりですので、知名度やレベルを気にせず選べば、TOEFLのスコアが低くても、行けるところはあると思います。でも、TOEFLの基準だけで大学を選んでしまっていいのでしょうか。

 

今の時点ではTOEFLのスコアは余りよくないけど、数学や歴史など他科目が得意だったり、分析や研究能力が高いのであれば、語学力を上げて、自分の実力に見合ったアメリカの大学に行きたいところだと思います。

 

もし、自分のレベルに合わないTOEFL教材や学習方法で挫折してしまうようなことがあるなら、まずは、基本をコツコツ学ぶこと、そこからレベルを徐々に上げて、難関をクリアしていくことを検討してみてください。

 

 

★TOEFL教材や講座などの参考リンク

 

はじめてのTOEFLテスト完全対策:旺文社のTOEFL対策書シリーズの一つ。TOEFLのことがわかりやすく解説されている。

The Official Guide to the TOEFL Test:TOEFLを運営するETSが出版するオフィシャルガイド。問題集と模擬テスト付き。

マイチューター(mytutor):TOEFLに熟知したインストラクターが徹底指導してくれるプライベートレッスンがあるオンライ英会話。

Udemy:世界最大級のオンライン学習サイト。アメリカやイギリスなど本場の英語講師によるレッスンが多数ある。

アメリカ小中学生用の参考書:小中学校で学ぶ数学・理科・世界史・地理などを英語で学べるテキスト集。